コピー機の原価はどうなってるのでしょう
私はメーカーの社長に友達もいないので本当のことはわかりませんが
過去の経験やメーカーの仕組みを分析すると大体の原価率はでるのかもしれません
やってみましょう
コピー機の部品は相当安いハズです
100万円のコピー機でも10万円の
複合機でもおおまかな販売ルートはこんな感じでしょうか
卸店や販売店に50%~70%に仕切るとすると
100万円でいくと50万円はメーカーの取り分
某メーカーは一時複写機事業の切り売りや
倒産の可能性があるとのことでそのメーカーの各事業の赤字状況の資料を見たことがありますが複写機事業だけは絶好調でした(がっつり黒字)
2015年の内容でいくと営業利益が300億円で営業利益率が約10%でした
コピー機はデザイン料で大きな経費がかかるとは思えない
販売広告費のようなものもかからない
競争相手も昔から一定だとすると大きな進歩が必要のない業界
定価が100万円のコピー機だとすると
原価は10~20万円前後という数字が出てきました
コピー機メーカーは上場企業です
赤字は許されない、株主がいる、配当も必要、社員は多い
販売店をかかえる、協力会社もあるとなると落としどころは10万あたりとなる?
修理に関しては部品のような原価はもっと低いと思われます
部品代が2,000円だと原価は50円ぐらいでしょうか?
修理が必要だと人件費がかかります
コピー機の修理を1時間で完了したとすると
支払い金額はざっくりですが1万円~2万円とすると
世間のバイトの時給の1,000円とすると10倍以上になる
メーカーは修理する技術を培ったものだから付加価値があるんだというけれど
人件費も原価から換算すると相当高い設定になる
(人件費で赤字になることはなさそうだ)
業務用コピー機は保守契約を結ぶ
修理があろうはなかろうがお金を払うことになる
家庭用コピー機は修理は自分で持ち込んだり送る
到着後修理するのですが1時間以内に大体終わるのだろうけど
修理費が2,000円という位で収まることはない
コピー機の原価は相当低いと思います
メーカー数は多いとは思いますが少なくとも今までは競争は低かった
コピー機での利益がでない会社もあって株価も萎んだようだけど基本儲かるビジネスだ
問題は業界が縮小傾向だということで海外で伸びるのか淘汰されるのか
コピー機本体の原価と保守契約のような修理関係の原価率は違うと思われますがどちらにしても本体と本体を超えるような保守契約はダブルで利益を確保出来るビジネスもそうは多くは無いように思いますね
保守と関連してトナーなんかもコピー機本体や保守契約以上に原価率は低いハズです
コピー機のキット販売なんかは5,000枚使用でも価格は5万円近いプライス
まあこの中には保守も含まれているんですがもし修理が発生しないとほとんどがりえきになりそうな勢いですね
日本の基幹産業の自動車も儲かると思いますが税金やガソリンと本体以外にもお金がかかるのが自動車ですが税金やガソリンはメーカーの利益にはなりませんがコピー機は本体以外のものもメーカーの利益になると思えば怖ささえ覚えます
※ガソリンの原価で半分近くが税金なんですよね
これらを総合すると以前にも記載したかもしれませんがメーカーの囲い込みがすごいです特に2流3流のところはその傾向が強い
ユーザーを囲い込みに成功すれば長らく利益確保できますからね
※家庭用は保守契約は基本ないので業務用とは利益の稼ぎ具合は変わっていきます
これらの事からユーザーがすることはひとつです
購入時にちゃんと交渉する商談するです業務用の場合は
コピー機をお得にするには購入時です
購入後は悩んでも後悔しても金欠になっても逆戻りは出来ません
スペック、オプション、保守、複合の範囲、消耗品などまとめて交渉しなくてはなりません
いつでも商談できる準備をしておくのは有効です。
ユーザーのやり方で本体100万円ほどするなら保守でも100万円以上の可能性があるので両方でそれなりの金額だからやり方で数十万の経費削減は可能というのはわかって頂けると思います。