リコーは上場している企業です
最近ではITサービスにも注力
独自AIで顧客情報を分析や省力化支援するDXサービスも提供開始
複合機を主として扱うリコーの歴史から現在の評判や株価など幅広い情報から解説したいと思います
リコーとはどんな会社
リコーは理化学研究所(理研)の研究開発を工業化するために設立された
「理科学興業」から感光紙事業を継承し1936年に「理研感光紙」として創業
作っていたのは理研が発明した陽画感光紙
建築図面などの複写に用いられた感光紙は当時青地に白インクが一般的で見にくく
青写真の語源となった
これに対し
白い紙に青い線で図を写す陽画感光紙は見やすく普及したのです
1938年に社名を理研光学工業に変更
その後カメラ作りにも進出
1941年発売の二眼カメラ「リコーフレックスA」で社名を短縮した
リコー(理光)をブランド名で初めて採用
1955年に発売した卓上複写機「リコピー101」は
机に乗るコンパクトなのが評判となって多くの企業が導入
1963年ブランド名で浸透していたリコーを社名に採用した
現在はデジタルコピー機のような事務機器の世界的メーカーに成長
足元ではパソコンやクラウドサーバーのレンタル事業など強化
リコー株価予想や配当どうなる
株価はこの2,3年は厳しかった
2021年は経常利益など利益は赤字です
株価でいうと2012年と2020年11月が最安値更新
逆に上場来最高値は2007年6月に2,950円をつけています
リコーの株価は1950年から2007年まで右肩上がりですが
2007年から下降しています
ということでリコー株価の予想ですが複合機に頼ってるようでは先行きは不安です
DXでも核になるものの成長が必要だと思います
2021年の現状リコーは配当は出しています
1株配@26円
リコーとリコージャパンの違い
リコーは上場企業でリコージャパンはその100%子会社
リコーの販社で複写機の販売やトナーのような消耗品販売、保守契約など
1959年設立
親会社と子会社というのは複写機業界でもよくあるパターンです
コニカミノルタも先日トナーの工場が燃えたのも子会社だったはずです
シャープもエレクトロニクスという販社やシャープシステムサービスというメンテ会社があります今は社名が変わってドキュメント・・・
この手の親会社子会社の関係で就職するなら親会社の方がオススメでしょうか
よくあるのが親会社からのリストラで子会社への出向があります
子会社が受け皿になっているのです
子会社は親会社に対して売上等のごますりみたいなのがある場合大変です
親会社は上場しているので赤字となると大変ですそんな場合子会社は必至で支えなくてはならないのです
給料はそんなに変わらないというメーカーもあります
そんなこんなでモチベーション維持も大変なのかもしれません子会社採用の方は・・?
リコー複合機の評判まとめ
リコーの沿革を辿ると複写機ではかなり老舗なメーカーであることがわかります
しかし現状は厳しいように見えます
将来はオフィス機器の会社からデジタルサービスの会社に変えていきたいとのこと
応援するとともに早急に黒転は当然で利益の出る業態を確立してほしいと思います。