京セラから新機種の複合機が発売されました2022年4月
TASKalfaMZ3200i
オフィスで使う業務用のモノクロ複合機です
プリンター機能やFAXモデルシャープの評価などを
複合機やトナーなど携わって30年以上の筆者が価格や仕様を解説します。
TASKalfaMZ3200iの価格や仕様
TASKalfaMZ3200iはコピー・プリンター・スキャンの複合機です
FAXやADFが必要ならオプションでプラスする
※ADFは数種類あります12万~31万円、FAXは16万円ほどです(税別)
価格は税別ですが92万円です
搬入費も数万円必要です
大きさは幅594×奥行696×高さ683(mm)
重さは約58kg
速度は32枚の中速機です
TASKalfaMZ3200iの評価
京セラのTASKalfaMZ3200iはコンパクトに仕上がっています
PCは無線や有線で
メーカーは直感的な操作性とセキュリティー性能に磨きをかけた機種だと
重量も素のモデルだと58kgなので随分スリムです
モノクロであったりFAXがないので素のモデルは100万円ほどです
オフィスにフィットするか確認する方法を紹介します
TASKalfaMZ3200iの複合機は必要か
TASKalfaMZ3200iの印象は値付けはこんなものでしょう
モノクロだしFAXやADFが後からオプションなので問題なし
ただFAXもADFも付けると直ぐに150万円に近づくので要注意
モノクロで150万円となると高く感じるそれは32枚機っていうのもあるのでしょう
他にも確認する事はあります
フィットさせるのはひとつのポイントです
メーカー選びは京セラでいいのか
ここでメーカー選びってあるかと思いますが重要なので解説しておきます
業務用コピー機メーカーは10社ほどあります
キャノン、ゼロックス、シャープ、コニカミノルタ、東芝、ムラテック、リコー、NTT、京セラなど
選ぶべきメーカーは3社です
メーカー選びは侮れません
パナソニックやサンヨーも昔は販売していましたが今では販売していないし後者はもう存在しないです
もっと昔にはミタブランドもありました
コニカミノルタも別会社でやっていましたよね
コピー機の市場は縮小傾向なので将来止めるメーカーも可能性があります
これに巻き込まれると面倒な事もあるのでやっぱりメーカー選びは慎重にとなります
それと例えばパソコンだったら今どこのメーカーが旬だとか資金があるならこれ経費を抑えたいならこことかこの機種はオススメです・・・という選び方があるんですが業務用コピー機はこういう選び方は向きません
今来ているメーカーが京セラですとか
今年イチオシの機種がTASKalfaMZ3200iなんですよっていうのは当てはまらない
業務用コピー機のメーカーは有名企業ばかりだけど製品のカテゴリーとしてはメーカーの優劣がある
TASKalfaMZ3200iの販売店どこから買う
業務用コピー機の販売って量販とかじゃなくてそのメーカーの販売店経由というのが多いです
だから販売店の選別も重要なポイントだと思います
正直言ってメーカーによっては販売店が多くて玉石混交
だからいいところばかりだったらいいのですがその方が少ないイメージです
大手もあるし事務器店もあるしメンテナンスはしない電器店みたいなところも様々
ただ言えるのは「いい販売者」の方がいいに決まってます
ダイレクト営業や飛び込み営業に手は出さないと思いますが街で見かけますよ
ダイレクト電話や飛び込み営業でコピー機を買うのは愚の骨頂
青汁のダイレクト電話にリフォームの飛び込み営業
耳障りのいい事をいっても価格に転嫁されていますし躾がなってない人多い
これが自宅にもかかってくる電話やコロナなのに訪問してくる現実
もうお判りですよねダイレクト電話や飛び込みで営業をするのはその商品もしくはその会社のプライスなどに魅力がないからです
そこにのってしまうとその経費が転嫁されているだけで損します
TASKalfaMZ3200iリース
TASKalfaMZ3200iは100万円を超える機械ですからリース契約を考えるオフィスが多いと思います。リースはまとまったお金がいらないとか経理上経費で落とせるといったメリットもあってその分リース手数料が年間3万円ほどかかります
しかしこのお金はみなさん想定内です
しかしこのほかに余分にお金がかかっているのを知らないユーザーさんも多い
リースはユーザーが便利なだけではなく販売者にとっても有利に作用するのです
まとまったお金を動かさなくてもいい
なのでリースの時もきっちり商談はしないとリースだからで任せていると数十万円余分にお金を落とす事になりかねません
リースって昔は5年がほとんどだったんですが最近6年のところもこの提案はちょっと怪しい
リースのダメなところは販売者は当然ですがユーザーさんもなんとなく何もかももう任してしまっているところだと思います
だからリースの詐欺なんかも昔あったしグレー的なやり方もあってそれが正常じゃないとユーザーも気づいていない事も多いんですよね
怪しいリースの事例でいうと
5年リースなのに途中に乗り換えみたいな提案で新しく再リースを組むような方法です
だからなんだかんだ言われて翌月から機種は新しく入れ替えてリース料が上乗せされるようなやり方です月間2.5万円のリース料が3.5万円に・・・
TASKalfaMZ3200iの保守契約
業務用コピー機は大きくて重いですだから修理はサービスマンの訪問になります
これをまとめたのが保守契約となります
トナーキットやカウンター契約というのがあります
契約はメーカーの作ったものを提案されて基本結ばないと修理の時に困る事になります
そしてこの保守契約は機械を使うまで買い替えなどまでずーっとかかります
結果本体価格を超える金額になるんですよねトータルで
だから今回のTASKalfaMZ3200iでも本体が140万円だとすると使用枚数によっては保守契約料金も5年でも6年でもトータルで同じぐらいかかる事もある
この保守契約は途中で解約できないし価格ダウンはなくて逆に機械が古くなるとメーカーのカタログを見ると保守契約の結び直しがあって更に10%20%UPしか価格になると明記されているところもあります
保守契約はこちらからどうこう出来ないのですがとはいっても高額です出来るだけの交渉はやるべきですね
保守契約は特にお金に直結です
メーカーでも販売者でも稼ぎ頭っていうのは忘れてはいけません
TASKalfaMZ3200iはカタログに保守料金が記載しています
カウンター料金を見ると
1,000枚まで7,500円(税別)@7.5円
1,001枚から4,000枚まで@6.5
4,001枚~ @5.5
月間3,000枚使用だとすると7,500円+13,000円=約2万円です
年間24万円×5年で120万円ほどになります
この計算でいくとほとんど本体価格かそれ以上になります
TASKalfaMZ3200iのまとめ
TASKalfaMZ3200iを選択するには基本のポイントや全体像を知る必要があるという事がわかって頂けたと思います
他にも廃棄とか修理の場所とか細かな事はあるのですがまずは5つのポイントで交渉するべきだと思います
同じ販売者から購入もいいんですがそれは結果的にそうなったのがよくて
任せっきりっていうのはどのみちよくない
当然馴染みの販売者は10社のメーカーから選別はしていないハズで
提案するのは販売者が背負ってるメーカーの機種じゃないでしょうか
- メーカー選び
- フィットさせる
- リース
- 保守契約
- 販売者の選別
この5つのポイントが重要です
コピー機の経費削減は購入後は出来ません
なので契約前の交渉がもっとも重要になってくるわけです
だから準備も必要となります
コピー機は高く買ってるのに購入後コピー用紙の裏紙使用で経費削減しているオフィスを見かけた事ありますが紙がカールして機械が止まるしサービスマンを呼ばないといけないし結果的には業務に時間がかかってるし経費削減にはなっていないと思いました。