コピー機50点

コピー機には正しい選び方があるのですがリース・保守・メーカー・販売店・複合機がフィットしているのか5つのポイントを知らないと損します

リコーリストラ早期退職から複合機はどうなる評判と評価と株価【2024年】

2024年9月12日衝撃的なニュースがリコーが早期退職を募集する

いや今は大手企業でも普通の事か・・・

つまり人件費を圧縮してというかリストラですね

 

そこで今回はリコー早期退職リストラから見るコピー機複合機の未来とリコーの評判評価などを解説します

 

コピー機複合機選びの参考にと思います

 

 

リコーリストラや早期退職の詳細

リコーのリストラや早期退職の中身を見るとペーパーレス化による主力だったオフィス向け事務機の縮小が待ったなし複合機やプリンター関連です

これで全世界で2,000人規模の早期退職を募集するとの事

 

日本国内では条件を満たした1,000人ほどを対象で期間は10月1日から2025年の2月28日まで

 

リコーの経営の最大の課題が収益性の改善との事

デジタルトランスフォーメーション(DX)に経営資源を集中させる考えのようです

 

ニュースサイトより

国内での希望退職に伴う早期割増退職金の支払いなどで約160億円の一時費用を今期(25年3月期)に計上するが、来期は90億円の費用削減効果を見込むという。

同社は今期の営業利益について前期比13%増の700億円を見込んでいる。株価は年初来で42%上昇となっており、日経平均株価東証株価指数(TOPIX)を大幅に上回る伸びとなっている。

今年に入ってからだけでも資生堂オムロンワコールホールディングスコニカミノルタ武田薬品工業ソニーグループのゲーム子会社などが人員削減を発表している

 

現状は売上や利益が好調でも複合機のような複写機事業は先はわからないというのがよく表れていると思います

 

常々言っていますが国内の複写機事業は縮小するのは間違いない

しかしまだ日本には多くのメーカーが複合機コピー機を扱っています

 

リコーは2018年に人員削減やリストラを検討しているニュースが出ていました

数千人の削減や中国工場売却、買収した米国事務機器会社の収益が改善しないので減損処理予定とも

 

 

リコーリストラからの評判評価

リコーがリストラするにしても将来を見据えての事でネガティブじゃない

だけどやっぱり複合機やプリンターは縮小傾向で今使っているユーザーさんは不安かもしれないしサービスが落ちる可能性はありますね

直ぐにはそうじゃなくても数年先はそうなっているかもってあります

 

リコーのいうオフィス向け事務機少子化や中小企業の後継者不足やネット社会で紙が不要と急速に市場はどこかでしぼみそうですがこの手の商品のメーカーはまだまだ多く関わっています

 

リコー以外にもキャノン、シャープ、コニカミノルタ、NEC、京セラ、富士フィルム、ムラテック、NTT、エプソン富士通など

 

例えば複合機を選ぶにしてもこの10社ほどのメーカーから選択となります

だからリコーがいいのかそれとも他のメーカーなのかこの選択は複合機選びでは重要です

 

個人的には3社だと思っていますがこの中にリコーが入っているかどうか

 

 

リコーの株価

リコーの株価ですが実はまずまず好調だと思います(2025年9月現在)

10年以上停滞気味なんですが少し改善していると思われます

ただ2007年の株価は2,950円ほどですが現在はその半分ぐらいしかありません

 

しかし今回のリストラを始め経営集中によりもっと収益が改善して株価も抜ける初期かもしれません

 

リコーの業務概要

大手OA機器メーカー

複合機やプリンターを中核にオフィス・ビジネス(複合機、画像機器、ソリューション)、カメラ、商用・産業印刷、SI・アプリ、社会インフラ、産業プロダクツ分野製品の機器製造・販売。画像処理技術や光学技術を基盤に、事務機器(デジタル複写機/国内トップ、カラーレーザープリンターファクシミリ複合機デジタル印刷機)、光学機器(デジタルカメラ・プロジェクター)、産業分野向け製品(サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・インクジェットヘッド)の製造・販売。デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズの4セグメント。リコーリース<8566>は持分法適用会社。2017年リコー電子デバイス日清紡HD<3105>へ譲渡。2018年リコーロジスティクスSBSホールディングス<2384>に譲渡。2019年リチウムイオン2次電池をインクジェットで製造する技術を開発。2020年NECと共同製造業向け5G活用ソリューションを開発。2022年富士通からスキャナー事業譲受(約800億円)、サイボウズと資本業務提携。2024年ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始、東芝テック事務機の生産統合へ

 

リコーは業務用コピー機のイメージが大きいです

 

デジカメもいいのを発売してましたね

 

 

ちなみに海外売り上げ構成ですが

日本36.9%米国28.1%欧州・中東・アフリカが26.6%その他8.5%

2024年3月調べ金額は約2,348,987(百万円)

 

 

リコーリストラ早期退職のまとめ

今回のリコーの早期退職募集は前向きなリストラだと思います

株価からももしかすると上へ行く初期かもしれないと思いました

ただ業務用複合機コピー機のユーザーはこれからは更に慎重に機種選びする必要があるんじゃないかとも感じました

なぜなら業界は縮小傾向だけどメーカーはまだまだ多い

リコーが選択するべきメーカーじゃないとすると損するかもしれないからです

 

例えば経費がかかる業務用複合機は本体+保守など複雑です

だから基礎知識と全体像を知る事が近道だと確信しています

 

自動車選びのように機種から選ぶのではなくメーカーからというのが業務用複合機の難しいところといえます