コピー機50点

コピー機には正しい選び方があるのですがリース・保守・メーカー・販売店・複合機がフィットしているのか5つのポイントを知らないと損します

東芝テック複合機の撤退と東芝の上場廃止でリコーとコピー機合併・シェア【2024年】

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東芝が70年超える上場から2023年に廃止となるようです

地デジが始まる頃に小さな画面の液晶テレビが1年前後で壊れました

丁度あの頃からもう会社としてや製品の劣化がすでに始まっていた印象です

 

野生の王国の番組でも長々と東芝とその子会社などのCMが流れていたのが懐かしい

 

そこで思いだしたのが東芝テック

 

東芝テックって確か東芝の子会社でどれぐらい株を握られているのか

 

少し調べるとはやり50%ほどは東芝が株主となっています

TOBも行うようで親会社の東芝から買うとの事

 

ただ売却後も決議権の50%超えを維持するようです

 

ちなみに11月の東芝テックの株価はかなり調整しているようです

 

このような事から東芝テック複合機の撤退の噂が出ている

 

結論から言うと現状は撤退はしないようですが将来はわからないという印象です

東芝テック複合機撤退の詳細を解説します。

 

 

東芝テック複合機の評価

東芝テック複合機の販売をしています

現在はe-STUDIOというブランドでプリマージュなんて時もありました

 

現状は苦戦しています

特にコロナ禍以降はテレワークも増えて企業の効率やペーパーレス、中小企業の縮小などコピー機事業は縮小傾向で特にそのダメージが大きかったのが東芝テックだったようです。

 

コピー機事業の全体像は基本沈んでいくんだろうと思いますし

東芝テックは親会社の東芝も沈んだので厳しいというのが現状だと思います

 

東芝テックの事業の主はコピー機複合機ではなくPOS(昔でいうレジ)なのでこちらに資本を集中するのかもしれません

 

POSは60%ほど事業となっています

 

東芝テックの企業概要

流通POS端末の世界トップメーカー、東芝の子会社。

小売業・消費財メーカー向けPOSシステム「TOSHIBA」「TEC」(POSレジ・店舗機器)、流通本部・店舗システム、デジタル複合機の開発・販売。

リテールソリューション(POS・レジスターの流通端末、クーポン発券クラウドサービス、電子レシートサービス、計量器)、ワークプレイス・ソリューション(デジタル複合機、オフィス機器、インクジェットヘッドの製造販売、オートIDシステム/バーコード・RFID・自動認識システム)を提供。

購買データを中心としたデータサービス、次世代店舗、決済、サプライチェーンマネジメントの4領域に重点。グローバルリテールプラットフォーム「ELERA」に注力。

2018年大日本印刷日立物流(現ロジスティード)と共同で次世代物流サービスの実用化で協業を開始、決済代行のベリトランス合弁会社「TDペイメント」を設立。

2019年画像認識型無人レジシステムの学習自動化に向けた実証実験をNTTコミュニケーションズと開始。

2021年日本ユニシス(現BIPROGY)<8056>と共同プロジェクト開始、デジタルガレージ<4819>と資本業務提携。

2024年リコー<7752>と事務機の生産統合へ。

 

東芝テックのPOS事業の評価と複合機の評価は変わってきます

いうまでもなく前者の方が評価が高い

 

東芝テックの至宝はこちら>>

 

こういうのって実は重要ですコピー機複合機を製造しているメーカーって大体大手企業でというか上場しているところがほとんど

だから一流企業ともいえますがただ中の商品によってそれが一流と二流、三流と区別されたりしています。例えば今はないサンヨーもブランドで業務用複写機の扱いがありましたが三流区分なぜなら自社でななく他のメーカーのOEM供給だった

 

コピー機選びでも酸っぱくお伝えしているのが選ぶべきメーカーは3社これが基本です

この考えはどうでしょう30年以上いまだに変わっていません

 

東芝テックとは

東芝テック株式会社は1938年に東京芝浦電気株式会社の子会社として設立された。

当初は電気計器や通信機器の製造を行っていたが、1950年代からはレジスターや印刷機器などの事務機器の開発に力を入れた。

1960年代にはコンピューターの分野に進出し1970年代には世界初の自動販売機やATMなどの自動化機器を開発した。

1980年代にはバーコードやICカードなどの情報処理技術を応用したPOSシステムやセルフレジなどの小売業向けソリューションを提供した。

1990年代にはインターネットやモバイル通信などのネットワーク技術を活用した電子商取引デジタルサイネージなどの新しいビジネスモデルを展開した。

2000年代には環境問題やエネルギー問題に対応した省エネルギー再生可能エネルギーなどの環境ソリューションを提案した。

2010年代には人工知能ビッグデータなどの先端技術を活用したIoTやクラウドサービスなどのスマートソリューションを開発した。

2020年代には社会課題や顧客ニーズに応えるために、さらに革新的で付加価値の高い製品やサービスを提供することを目指している。

 

東芝テックどうなるリコーと複合機で合併

東芝テック複合機事業も芳しくないのと将来も紙の需要が基本減っていくので

東芝テックとリコーの統合が発表されています

 

パワーバランスからいうとリコーの方が東芝テックより1枚も2枚も上なので2024年の前半にもリコー85%東芝テック15%で出資会社を設立します

 

東芝テックとリコーの販売体制は現状を維持していくようですが将来はリコー1本になりそうなイメージは個人的にしています

 

京セラとミタも当初は京セラミタだったけど現在は京セラだけになってますよね

あの時と両者の関係は違うのでわかりませんがどっちにしても東芝テックの顧客は今すぐ困った事はないだろうけど将来はリスク管理している方がよさそうですね

 

東芝テックとリコーが統合もしくは合併すると

業務用複合機事業に関してですがシェアがNO.1に躍り出そうです

 

(2022年データ)

東芝テック+リコー 22.4

キャノン17.9

コニカミノルタ14.2

京セラ9.90

富士フィルム9.30

シャープ8.80

その他17%以上

 

東芝テックはとりあえず生き残り方法としてリコーと手を組むことにしたようです

 

東芝テック複合機の未来予想図

東芝テックはPOSはシェアも高いので評価は悪くないただ現在株価は沈みがちです

2021年の決算は赤字だったのですが2023年は営業黒字となっています

ただ複合機事業はどうでしょう

 

東芝テックの業務用複合機に関しては流通や小売業への提案が主となっていますが少子化も進むだろうしDX、ペーパーレス化で弱者のメーカーは基本厳しいでしょうね

 

業務用複合機メーカーは10社ほどあったのですが徐々に統合合併で減ってきています

これからまだ統合合併の可能性もあるしもしかすると撤退というメーカーもありそうですね

 

ここでユーザーの重要なポイントはリスク管理です

 

いいメーカーそしていい販売店を選択する事が重要という事になります

 

特に撤退なんかになると修理が遅れたり部品の供給廃止が早まる可能性があります

 

東芝テック複合機の選び方

東芝テックのカタログを見るとe-STUDIOとしてカラーとモノクロを販売しています

 

業務用コピー機複合機)に関してですが選び方があります

考える事は細かなところは多いのですがまずは5つのポイントです

 

  • メーカー選び
  • 売店選び
  • 保守契約
  • リース
  • フィット感

 

特に経費に関してです

業務用コピー機は高額ですそれでいて保守的な業界です

つつけば経費削減できる金額や可能性も高いのですが全体像を知る必要があります

それが5つのポイントです

 

東芝テック複合機撤退の噂じゃないけど

撤退するようなメーカーだとリスクは高くなります

 

購入する所もメーカー直販もあるし販売店経由もある

東芝テックも販売店経由がある

どちらにしてもいい販売店から購入したいものです

 

保守契約は本体を超えるような高額な案件です

 

リース契約はBtoBだから多いのはいいんですが本体価格が跳ね上がっていたり販売者が有利になってる事も多い

 

不要な物を付いていると無駄な経費を消費してる可能性がある

例えば本当はカラーは要らないけど念のためカラー複合機を購入案の定ほとんどモノクロしか使わなかったけどカラーの黒以外のカラーも消費してる可能性もあるというような問題も無きにしも非ず

 

 

メーカー直販だから価格が安いとは限らない

昔こんな事がありました販売店経由のメーカーが儲かるので直販を始めようとするとよく売ってくれる販売店からクレームが入る経営陣は及び腰だった

こういう責任者は直販をやるとしても販売店より高く売るような価格体系にする可能性ありです

 

東芝テック複合機撤退のまとめ

東芝テック複合機の撤退の噂があるのはわかります

不信だし親会社も上場廃止になる

しかし現状東芝テックはリコーと統合会社を作る事にしたようです

将来東芝ブランドの業務用複合機がなくなるのか10年後も生き残っているのかはわかりません

 

メーカーの立場になると撤退するしないが想像出来る事もあります

業務用複合機は本体価格が高いライバルもあるけど保守的な業界

カタログを見ると大体価格は似たり寄ったり

特に保守契約なんかはほとんど横並びなところが目につきます

例えばリースだと5年契約だとすると本体の買い替えをしてまた契約をする

つまり本体(高い)保守契約で5年間利益を上げれるとメーカーとしては利益確保には有利なビジネスがわかります

結果将来は徐々に縮小傾向ですが利益確保が大きいので撤退は損になるというのが個人的な意見です。